──はじめに。 勉強にバイトにと大学生は超多忙。 茶道部も活動しているのは週に三回ですが、無理をして毎回参加する必要はありません。 気の向いたときに、気の済むまでお茶を楽しむのが、私たちの流儀です。 大学会館和室一号は、奥まっていて初めての人にはちょっと入りにくい雰囲気ですが、 そこは勇気をもって、虎穴にいらなば、虎子をえず、ってもちろん怖いことなんてありません。 初めての方には、お茶とお菓子でおもてなしします。 表千家茶道部にとって特に大きな行事というと、学祭と年に二度の茶道大会でしょうか。 特に五月の末頃開かれる「東北茶道大会」には、東北六県の大学の茶道部が一同に会してお点前を披露しあいます。 ここでたまに誤解されますが、茶道大会はあくまでも交流が目的、順位や勝敗を決めるものではありません。 みんなで集ってみんなで楽しむ、これ、お茶の常識です。 さて、大会の合間には休憩も必要。茶道部は大学の長期休暇中は基本的にお休みで、この期間には部費の徴収もありません。 この他に、意外とよくあるのが 「茶道の表と裏ってどう違うんですか?」とか 「昔、裏で少しやっていたんですが・・・。」といった茶道の流派に関する質問なんですが、 これって意外と答えられないんですよね。 「茶道を大成した千利休の三代目、宗胆に三人の息子がいて・・・」と、 歴史的な話を始めれば、人文学部の講義になってしまいますし、 かといって「表千家は畳を六歩、裏千家は四歩で歩くんです!!」なんて、 細かい違いを力説しても本質的な解答にはなりません。 茶道部は確かにたくさんの流派がありますが、 表千家も裏千家も、武者小路も遠州も、 大切な人をもてなしたい、くつろいでもらいたいという思いから生まれてきたという点では一つです。 細かい作法や遠慮は、とりあえず隅に押しやって、 まずは、私たちの和室に来てみてください。 部員一同まだまだお茶の何たるかを学び始めたばかりの駆け出しですが、 できる限りのおもてなしでお迎えいたします。 |
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